いちいち自分で全部チェックするのも時間がかかるし。
誰かに添削してもらいたいけど、もう少し手軽なアプリはないかな
今回はこういった悩みを解決していきます。
この記事の内容
- Grammarlyを使ってみた感想 = 最高に手軽な英文添削ツール
- Grammarlyの使い方
- Grammarlyを使ってから起きた変化
この記事を書いている私は、外資系企業で毎日英文メールを書いて仕事しています。
ただ、たまに文法ミスをすることもあり、英文添削ツールを使うことに。
使い始めて半年ほど過ぎたので、今回はGrammarlyを使ってみた感想&使い方をさくっと紹介していきます。
目次
・1. Grammarlyを使ってみた感想
Grammarly Keyboard — Type with confidence
Grammarly, Inc無料posted withアプリーチ
Grammarlyはリアルタイムで英文を添削してくれる便利なツール。
無料で簡単に使える英文添削アプリが欲しいなら、Grammarlyがおすすめです。
具体的な感想を詳しく説明していきます。
・やりがちな文法ミスはほぼ感知してくれる
英文を書くことに没頭していると気づけない、ほとんどの文法ミスを感知してくれます。
Grammarlyでちゃんと反応してくれるのは、例えばこんな文法ミス。
・単数形・複数形のミス
- I read some book. ×
- I read some books. 〇
・受動系・能動態のミス
- I was shocking to hear the news.×
- I was shocked to hear the news.〇
・不定詞のミス
- I love sing songs.×
- I love to sing songs.
メールを送るときなど、できればミスは避けたいところ。
誰かに添削を頼めなくても、しっかりこういうミスを防いでくれるはありがたいです。
・冠詞ミスへの反応はまずまず
冠詞の "a"と" the"のミスへの反応具合はおおむね反応するけど、一部の文法ミスに気づきません。
例えば、次のような冠詞ミスにはちゃんと反応してくれます。
- I want to swim in an ocean.×
- I want to swim in the ocean. 〇
解説:"ocean"の前は必ずthe
- I ate a apple. ×
- I ate an apple. 〇
解説:" apple"は頭文字は母音だから" an"になる
一方、次のような冠詞のルールへの反応がいまいち。
Grammarlyで反応してくれません。
- She has a dog. A dog is cute. ×
- She has a dog. The dog is cute. 〇
解説:文章の中で一度話題になったことについては"the"を使う
冠詞だけでいえば、「いくつかの文章の流れで、適切な冠詞をおく」という点は自力で調べるしかなさそう。
冠詞を勉強しときたい人は、こちらの記事を読んでみてください。
-
英語の冠詞の使い方を解説!【もう"a"と"the"で悩まない】
続きを見る
・正しいスペルを教えてくれてラク
スペルミスは、指摘するだけじゃなくて、正しいスペルまで提示してくれてラクです。
wordやメールツールでも、スペルミスの指摘まではしてくれます。
でも、正しいスペルは自分でググるしかありません。
Grammarlyなら正しいスペルを一瞬で教えてくれるから、そのまま書き続けられます。
いちいちブラウザでスペルを検索する手間が省けて便利。
・英文をリアルタイムでチェックしてくれる
Chrome, Firefoxの拡張機能を使えば、ブラウザ上で英文を書くときにリアルタイムで添削してくれます。
例えば、GmailやFacebookで英文を書いているとき。
いちいち英文をコピペしてチェックする手間が省けるので、書いてて非常に快適です。
・無料で使える範囲でも十分便利
ここまで紹介した機能はすべて無料で使える範囲。
個人的には、無料で使える機能だけでも普通に便利だなと感じています。
特に、基本的な文法知識はあるけど、アウトプットするときに文法が合ってるのか不安、という人におすすめ。
基本的な文法ミスならちゃんと添削できるので、無料の機能でも問題ないです。
・とはいえ「自然な英文が書けない」は解決できない
自分の言いたいことを、相手に伝わりやすく英語で書くためのサポートはありません。
例えば、英文の文法にミスがなくても、ネイティブからしたらわかりにくい英文になることがありますね。
Grammarlyの無料の機能でできるのは、あくまで基礎的な英文法・スペルミスの添削。
なので、「不自然な表現・わかりにくい表現」の改善はみこめません。
自然な英文を書くベストな方法は「ネイティブの添削」
私も前はライティングがへたくそで、5行くらいの英文メールを書くのに30分ぐらいかかってました。
ですが、添削をしてもらい練習をすることで、今では数分でサクッと書けるように。
「自然な英文を書けるようになりたい!」なら、身近にいるネイティブの友達や、ネイティブ講師に添削をお願いするのが一番おすすめです。
・2. Grammarlyを使ってから変わったこと
・当然ながら、メールを書く時間が短くなった
今までメールを書くときは次のことを自分でしてましたが、Grammarlyが代わりにやってくれるように。
しなくてよくなったこと
- スペルミスしたら、Googleをひらいて正しいスペルを確認する
- 基本的な文法ミスがないか確認する
自分でやる必要がなくなるので、当然メールを書く時間は減りました。
また、「確認しなきゃ」と思う心理的な負担も減ったので、メールを書くのが快適に。
他にもやるべき仕事がある中で、メール作成で消耗する時間・気力を温存できるのは最大のメリットでした。
・文法ミスが減った
誰でもそれぞれ、その人特有の文法の苦手項目があります。
私の場合は、冠詞に100%自信がもてないことがぱらぱら。
でも、Grammarlyで何度も自分が同じことでミスするのがわかってくると、さすがにミスは減りました。
特に努力せずとも、ただただ英文メールを書いているだけで苦手克服といった感じです。
・3.まとめ
最後に、Grammarlyを使ってみた感想をまとめます。
- やりがちな文法ミスはほぼ感知してくれる
- 正しいスペルを教えてくれてラク
- 英文をリアルタイムでチェックしてくれる
- 無料で使える範囲でも十分便利
- とはいえ「自然な英文が書けない」は解決できない
ということで、意味の通じる文章を書くことはできるけど、たまに文法ミスしちゃう人におすすめです。
細かい文法事項はいちいち調べるのも面倒なので、自動化しちゃうと圧倒的にラク。
無料で十分便利ですので、ぜひ一度お試しください。