世界的に熱狂的なファンが多いスターウォーズ。
実は、映画の中ではハッとするような深いセリフが多くあります。
そこで今回は、スターウォーズの英語名言15選をご紹介します。
ヨーダを始め、スターウォーズの登場人物のセリフからお気に入りの「心に刺さる言葉」を見つけてみましょう。
目次
・スター・ウォーズの英語名言15選
・「信用」について by オビ=ワン・ケノービ
"Your eyes can deceive you; don’t trust them" - Obi-Wan Kenobi
「お前の目はお前を欺くかもしれない。目に見えるものは信用するんじゃない」
エピソード | スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 |
誰への言葉? | ルーク・スカイウォーカー |
"Can"は「~し得る」という可能性を表すときにも使います。
"deceive"は「だます、欺く」という意味。
「物事の本質を見なさい」というメッセージが隠れている気がします。
・ヨーダの教え
"Luminous beings are we, not this crude matter" - Yoda
「輝く存在なのだよ、私たちの本質は。肉体という物質だけの存在ではないんだ」
エピソード | スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲 |
誰への言葉? | ルーク・スカイウォーカー |
ヨーダの英語は、「ヨーダ語」と呼ばれるように、語順がとてもユニーク。
英語で一般的な正しい文章にすると、次の並びになります。
We are luminous beings, not this crude matter.
"luminous beings"は「光り輝く存在」
"crude"は「粗野な、手を加えられていない」、"matter"が漠然と「物」の意味。
生命のエネルギーを感じさせる深い言葉ですね。
・「運」について by オビ=ワン・ケノービ
"In my experience, there’s no such thing as luck" - Obi-Wan Kenobi
「私の経験上、「運」などというものはない」
エピソード | スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 |
誰への言葉? | ハン・ソロ , ルーク・スカイウォーカー |
"there’s no such thing as~"で「~のようなものは存在しない」
かたまりで覚えて、~をすり替えればいろいろな文章に応用が効きます。
運に頼らず、「努力すること」が大切だって思わされる名言。
・やる気を与えるヨーダの言葉
Try not. Do—or do not. There is no try - Yoda
「やるか、さもなければやらないかじゃ。”トライ”なんて存在しない」
エピソード | スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 |
誰への言葉? | ルーク・スカイウォーカー |
"Try not"で「Tryは違う!」
"Do—or do not"で「やるかやならないか」
"There is no ~"で「~はない」
自分がやったことがないことに挑戦する時、「自分はできるのか自信がない」という人に、喝を与えてくれるような言葉ですね。
「やってみるか」な弱気な姿勢では、やり遂げることはできないと感じさせられますね。
・「リスク」について by ハン・ソロ
"Never tell me the odds" -Han Solo
「確率なんてどうだっていい!」
エピソード | スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲 |
誰への言葉? | C-3PO |
"odds" = 見込み、可能性、確率
"Never tell me the odds"は直訳すると、「確率については言わなくていい」
C3POが「うまくいく可能性がとても低い」と言及しているなかで、ハン・ソロは何とか切り抜けようと奮闘しているシーン。
この状況から意訳すると「確率なんてどうだっていい」が近いニュアンス。
C3PO:
But sir, the odds of successfully navigating an asteroid field are approximately 3720 to 1!
(小惑星帯を安全に航行できる確率は3720分の1です!)
ハン・ソロ:
Never tell me the odds!
(確率なんてどうだっていい)
・「運命」について by Yoda
"Once you start down the dark path, forever will it dominate your destiny" - Yoda
「一度闇の道を進み始めたら、闇が一生お前の運命を征服し、食い尽くすじゃろう」
エピソード | スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲 |
誰への言葉? | ルーク・スカイウォーカー |
こちらのセンテンスもヨーダ独特の語順で、一般的な語順は次の通り。
Once you start down the dark path, it will dominate your destiny forever
"Once 〇〇 ~, ~" は「いちど〇〇が~したら、~だ」
"dominate"は「征服する」
ダースサイドへ落ちてしまったアナキン・スカイウォーカーを連想させる言葉ですね。
・「視野」について by クワイ=ガン・ジン
"There’s always a bigger fish" - Qui-Gon Jinn
「上には上がいるんだ」
エピソード | スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス |
誰への言葉? | アナキン・スカイウォーカー |
"There's (There is ~)"で「~がいる」
直訳すると、「いつだって、より大きい魚がいる」となります。
「謙虚であれ」そんなメッセージが伝わってきます。
・「結果」について by ヨーダ
"Fear leads to anger, anger leads to hate, hate leads to suffering" - Yoda
「恐れはダークサイドに通じる。恐れは怒りに、怒りは憎しみに、憎しみは苦痛へ 」
エピソード | スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス |
誰への言葉? | アナキン・スカイウォーカー |
"A lead to"で「Aは~につながる」
アナキンがどうしてダークサイドに堕ちダースベイダーとなったのか、に通じる言葉ですね。
もしカンカンに怒りそうになった時は、この言葉を思い出してみましょう。
・「自由」について by ルーク・スカイウォーカー
"Let go of your hate" - Luke Skywalker
「憎しみなど捨ててください」
エピソード | スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還 |
誰への言葉? | ダース・ベイダー |
"let go of ~"は「~を手放す、忘れ去る、念頭から消す」
ルーク:
"Let go of your hate"
(憎しみなど捨ててください)ダース・ベイダー:
It is too late for me, son.
(もはや手遅れなのだ、息子よ)
・「知覚」について by クワイ=ガン・ジン
"Your focus determines your reality" - Qui-Gon Jinn
「常に忘れるな、意識を集中させたことが現実になるんだ」
エピソード | スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス |
誰への言葉? | アナキン・スカイウォーカー |
"focus"とは「意識を集中させる、何かに没頭する」
"A determine B"で「AによってBが決定づけられる」
やる気が出ない時に聞いて、モチベーションを高めたい言葉ですね。
・「服従」について by オビ=ワン・ケノービ
"Who’s the more foolish; the fool, or the fool who follows him?" - Obi-Wan Kenobi
「愚か者と、愚か者に従う愚か者では、どちらが愚かなんだ?」
エピソード | スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 |
"the fool"で「愚か者」
"follow"で「従う」
・「思いやり」について by アナキン・スカイウォーカー
"Compassion, which I would define as unconditional love, is essential to a Jedi’s life" - Anakin Skywalker
「僕は無償の愛と考えている思いやりの心は、ジェダイの生命の核心だと考えている」
エピソード | スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 |
誰への言葉? | パドメ・アミダラ |
関係代名詞「which以降~love」までの文が、先頭のCompassionの説明をしています。
Compassion [, which I would define as unconditional love ] is essential to a Jedi's life.
(無償の愛だと考えている思いやりは、ジェダイの生命の核心だと考えている)
"I would define A as B"で「僕はAをBだととらえている、考えている」
・「謙虚」について by ハン・ソロ
"Great, kid. Don’t get cocky" - Han Solo
「やったな、小僧! だが、うぬぼれるなよ」
エピソード | スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 |
誰への言葉? | ルーク・スカイウォーカー |
"cocky" は、「気取った; うぬぼれた; 生意気な」
少し成果が出ると油断しがちですが、最後まで気を抜かずに努力を続けないともったいないですね。
・「問題解決」について by ヨーダ
"In a dark place, we find ourselves, and a little more knowledge lights our way" - Yoda
「暗闇に閉ざされたときは少しの知識が光をかざしてくれるのだ」
エピソード | スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 |
"A lights our way"で「Aが光をかざしてくれる」
ここでの暗闇とはスター・ウォーズにおいて、ダークサイドのこと。
人生の中で失敗・別れ・挫折を経験すると、暗闇の中にいるように感じることもありますが、そんな時は自分が培ってきた経験や知識が救ってくれるとヨーダは言ってます。
・「不安」について by ヨーダ
"The fear of loss is a path to the dark side"- Yoda
「恐れはダークサイドに通じる」
エピソード | スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 |
誰への言葉? | アナキン・スカイウォーカー |
"path to A"で「Aへの道」
口語にすると、「Aへつながる」
何かに対して「失う」恐れの気持ちを抱くと、その恐れはやがて怒りになり、憎しみになり、人生を悪い方向へ導くことに。
スターウォーズが大好きな方、あまり詳しくない方、どちらも楽しめる一冊。
サクッと読みやすく、いったん立ち止まって人生を見つめなおすにもちょうどいい内容。