ついこないだ、名作と名高い「フォレスト・ガンプ」を鑑賞しました!
心温まるストーリーに感動しましたが、同じくらい心に残ったのは、登場人物の数々の名言。
そこで今回は、名作「フォレスト・ガンプ」より、特に印象的だった名言を英語でご紹介します。
目次
・ 「フォレストガンプ」の簡単なあらすじ
他の人よりも知能が低いけど、純心な心の持ち主のフォレスト・ガンプ。
母からの教訓を胸に、今やりたいことにひたむきに向き合う彼の人生を描いたストーリー。
生まれつきの知能の低さのために、周りからバカにされていましたが、フォレストは与えられた才能で多くの成功を収めました。
その成功によって、フォレストは多くの富を手にしますが、惜しみなく他の人にお金を分け与えます。
彼の誠実性やまっすぐに物事に取り組む姿勢から、フォレストをかけがえのない存在と感じる人も多く、親しい友達もできました。
ハンディキャップを抱えながらも、まっすぐに生きる彼の人生や言葉に感銘を受ける作品です。
・「フォレスト・ガンプ」の名言10選
・"Life is like a box of chocolate. You never know what you’re gonna get"
「人生はチョコレートの箱。開けてみるまで中身はわからない」
アメリカ映画の名台詞ベスト100にも選ばれた有名な名言。
余命わずかとなった母から、フォレストに贈った言葉です。
映画の冒頭でもフォレスト自身で言っているように、まさに彼の人生を表すような名言。
フォレストは目の前に巡ってきた機会によって、人生が大きく変わる経験を何度もします。
・"You have to do the best with what God gave you"
「神様があなたに与えたものでベストを尽くさなくてはいけない」
母の余命が残りわずかと知ったフォレストは急いで母のもとに駆け付けます。
そこでフォレストの母がフォレストに伝えたセリフです。
フォレストの知能は低かったけれども、実際、彼はいろいろな才能を開花させました。
母が望んだように、彼は彼なりにベストを尽くした人生を送っていたのではないでしょうか。
・"I’m not the smart man. But I know what love is"
「僕は賢い男ではないけど、愛が何かはわかる」
フォレストがジェニーにプロポーズをしていたシーンでのセリフ。
ガンプは幼いころにジェニーと出会ってから、ずっと彼女を想っていました。
頭で考えなくても、ジェニーを一途に想う気持ちが伝わってくるセリフです。
・"Bubba was my best good friend. And even I know that ain’t something you can find just around the corner"
「ババは僕の親友だった。どこでも見つけられるなんてものじゃない」
ベトナム戦争で、フォレストとババは親友となりました。
一緒にエビ漁をして、事業を始めようと約束していた二人。
ですが、ババは戦時下に亡くなってしまいました。
この名言は、フォレストがババと最後にお別れをしたときのもの。
フォレストの知能は他の人よりも低いですが、心ではしっかり「ババは自分にとって大切な親友」と感じています。
心で感じた大切な存在がいなくなってしまうときほど、悲しいものはありませんね。
・"You’ve got to put the past behind you before you can move on."
「前に進むためには、過去を後ろへ隠してしまわないといけない」
フォレストはジェニーとしばらく一緒に住んでいましたが、ある日突然ジェニーが姿を消します。
意気消沈していたフォレストは、突然走り出すことを決意。
文字通り、ひたすらアメリカを2カ月14日と16時間走り続けました。
そんな中、母がかつてフォレストに教えてくれたこのセリフを言います。
フォレストが走り続けた理由は、ジェニーがいなくなった過去を乗り越えるため。
「過去は取り返すことはできないけど、前に進むしかない」そんな背中を押してくれるようなメッセージですね。
・"If you’re ever in trouble, don’t be brave. You just run."
「何かあったら、勇気など見せずに走って」
幼いころからの親友ジェニーに、ベトナム戦争へ向かうことを告げたフォレスト。
フォレストの無事を気にかけるジェニーがかけたセリフです。
純真なフォレストは、ジェニーに言われたこの言葉を守りました。
フォレストはジェニーの「走って」のおかげで何度も救われ、ときに素晴らしい結果を残します。
・"Miracles happen every day. Some people don’t think so, but they do."
「奇跡は毎日起こる。信じない人もいるけど、ホントだよ」
子供の頃、フォレストはいじめっ子から石を投げられ、自転車で追いかけられます。
フォレストは足に矯正器具をはめていましたが、走っていくうちに器具が外れ、早く走れるようになりました。
このことがきっかけで、フォレストは「走る才能」に目覚め、人生が大きく変わっていきます。
まさに、このとき「走る」きっかけに出会えたことは、フォレストにとっての「奇跡」
私たちも、日々の何気ない日常の中で、ひょうなことがきっかけで人生が変わることもあるかもしれませんね。
・"My mama says that stupid is as stupid does."
「バカをする者がバカなんだ」
フォレストは、映画の中で何度も人から「お前はバカなのか?」と言われます。
そのたびにフォレストが言っていたのがこのセリフ。
人からバカにされても、母から教わった信念を曲げず、自分のやりたいことに取り組むフォレストに勇気をもらいました。
このフォレストの母のセリフがあったからこそ、フォレストは自分の人生を思うように生きれたのだと感じました。
・Lt. Dan Taylor: "Forrest, I never thanked you for savin' my life"
「フォレスト、命を救ってくれた礼を言うよ」
Forrest Gump: He never actually said so, but I think he made his peace with God.
「口では言わなかったが、小隊長は神と仲直りしたのだ」
ベトナム戦争の中、負傷したダン小隊長の命を救ったフォレスト。
命は助かったものの、ダン小隊長は、「小隊長として栄誉ある死を迎えられなかったこと」「両足を失い身障者となったこと」に長い間苦しみます。
自分の不幸な境遇から、神を恨みました。
でも、アメリカでフォレストと再会し、ともにエビ漁を始めたことをきっかけに、生き生きとした日々を取り戻します。
このセリフは、そんなダン小隊長が、フォレストに感謝の気持ちを伝えたときのもの。
「死にたくなるほどつらいことがあっても、生きていれば何が起こるかわからない」
そう思わせてくれる、感動的なシーンですね。
・"I Don't Know If We Have A Destiny, Or If We're All Just Floatin' Around Accidental-Like On A Breeze, But I Think Maybe It's Both."
「ぼくらにはみんな運命があるのか、ただ風に吹かれてただよっているだけなのか、分からない。多分両方なんだと思う」
フォレストが生涯愛し続けたジェニーが亡くなり、お墓の前で人生を振り返りながらつぶやいたセリフ。
フォレストは知能は低かったけれど、素晴らしい才能にも恵まれました。
それは神様から与えられた運命や使命のようにも感じます。
一方、彼の人生には、目の前にあることをやってみたら「なぜかうまくいった」と感じることも結構ありました。
そういう意味で、「風に吹かれてただよっている」というように感じることもあったのかもしれません。
・まとめ
今回は、そんなフォレストの生き様を写す名言を10選お届けしました!
人と違うことが原因で、人からバカにされる人生は苦しいものだと、一見感じるかもしれません。
でも、そんな中でも懸命に生きるフォレストの姿に感動する人も多くいるはず。
まだ映画を見たことがない方は、ぜひ一度見てみてください!
人生についてシンプルに考えられるきっかけになると思います。