
TOEICスコアがなかなか上がらずお困りのあなた。
本当に正しいTOEIC対策が出来ていますか?
時間をかけているのに結果が出ない場合、効果の出ない勉強法を続けている可能性が大。
そこで今回は、TOEIC 950を取得した私が、たった2カ月で560点から800点までスコアアップしたときの勉強プランをご紹介します。

こんな方におすすめ
- TOEIC 600は既に取得済
- TOEIC 800になかなか届かない
- TOEIC 800を取るための勉強法が知りたい
目次
・1. TOEIC 800を取るための正しい勉強法7ステップ
2カ月でTOEIC 800点を取るための勉強法7ステップを順にご紹介していきます。
各ステップごとにかける期間、全体のスケジュールの目安はこちら。


・【勉強法ステップ①】:TOEIC公式問題集で今の実力を測る 【1日】
まずは勉強を始める前に、今の自分の実力を確認しておきましょう。
答え合わせをして、自分がどこのPartで得点できていないか、苦手なのかを確認します。
問題集は世の中にたくさん出ていますが、必ずETSが出している公式問題集を使ってください。
ETSとはTOEICのテスト問題を作成している団体。
ETSが発行している問題集が一番本番に近い素材ですので、この問題集を実力チェックに使ってください。
1冊の公式問題集でテストが2回受けれますので、うち1回を最初の実力チェックに使います。
ポイント
- 本番に近い環境で腕試ししたいので、リスニングは45分間で実施し、リーディングも75分間計って行ってください



後ろで紹介する勉強法ステップ②~⑤まで終わったら、最初に比べてどれくらいレベルアップしたか確認します。

・【勉強法ステップ②】:発音トレーニングで「英語の音」の基礎を身に着ける【2週間】
実力チェックが終わって次にやることは”発音トレーニング”です。
理屈はいいからとにかく発音トレーニングのやり方が知りたい方は発音トレーニングのおすすめ書籍:「UDA式30音練習帳」まで飛んでください★




私は、自身の経験で「自分の発音できる音」は「耳で聞き取ることができる」と確信しています。
なので、ネイティブの英語を聞き取れるようになるためには、自分で発音できるようになる必要があるんです。
ざっくり言うと、発音トレーニングが必要なのは”リスニングができるようになるため”。
また、TOEIC学習のはじめの段階で発音トレーニングをする理由は、2つあります。
- 英単語を覚えるときに、音とセットで覚えるため
- リスニングの練習をする前の基礎固めとして必要だから
まず初めに、単語を覚えるときは音も一緒に覚える必要があります。
単語を目で覚えるだけでは、リスニング問題のとき何の単語なのか耳で判断することができないからです。
さらに、単語の発音をする時は、その単語を構成しているアルファベットの正しい音がわからないと覚えるのが大変。
いきなり発音の知識がない状態で、CDで聞こえたまま単語を発音しようとしても難しいのです。
ポイント
- 英単語を音も一緒に覚えるために、アルファベットの発音を習得しておく
そして、単語の暗記が終わった後は、いよいよ長い英文を聞き取れるようになるための勉強法ステップ④に移ります。
その際、正確に音を聞き取れるためには、「くっつく音」、「消えてしまう音」、など英語特有の発音のルールを知っておく必要があります。
これは、楽器やスポーツと一緒です。
例えば、バスケットボールの部活に所属していたら、試合の前にドリブルの練習やシュートの練習を先に行いますよね?

ポイント
- 長い英文を使った本番練習の前に、イントネーション、つながる音などの音のルールを身に着けておく
・発音トレーニングのおすすめの参考書:「UDA式30音練習帳」


発音トレーニングおすすめ書籍:「UDA式30音練習帳」
私は、この本を使って発音の基礎を学びました。
この本は、アルファベットの発音の仕方から、イントネーション、つながる音、消える音など基礎的な発音のルールがすべて網羅されています。
1日ごとにトレーニングのメニューが決まっており、書籍通りに進めると12日間で終えることができます。

ここでベースを作ったら、単語帳や、問題集を使って練習を積んで、TOEICの音声への慣れを作っていく段階へ入ります。
・【勉強法ステップ③】:TOEICの頻出単語を暗記する 【2週間】
発音の基礎を学んだら、TOEICの頻出単語を暗記します。
"聞き取れる" "読める"スキルよりさらに大事なのは、TOEICで頻出の単語を覚えること。
単語帳選びは、「①TOEICに頻出の単語に絞っている」「②よく出る順でリストしている」「③単語数は1000個以内」のものを選びましょう。
効率よく頻出の単語を覚えるために、個人的におすすめの単語帳はこちら。
・英単語暗記にオススメの参考書: 新TOEIC R TEST 出る順で学ぶボキャブラリー990
オススメポイント
- 49回満点を取っている著者が作成した単語帳
- よく出る順でリストされている
- 付録のCDで発音練習できる
この単語帳の著者はTOEIC満点を49回取っている、まさにTOEICのカリスマ神崎正哉さん。
TOEICを知り尽くした神崎氏が、TOEICに頻出の順にまとめた単語帳です。

・英単語暗記のコツ①:単語は繰り返し復習して覚える



テスト対策で英単語を覚えるときのコツは何度も復習することです。
1回に時間をかけてじっくり覚えようとするよりも、日を空けて何度も単語に会う回数を増やしたほうが絶対に覚えられます。
もちろん、TOEICにはさらに多くの単語が登場しますが、そういうものは模試などで追加で覚えておけばいいです。

そこで、おすすめの復習タイミングはこちら。
復習するタイミング
単語は忘れそうなタイミングで思い出すのがポイント。

・英単語暗記のコツ②:単語はCDを聞きながら声に出して覚える
繰り返しになりますが、大事なのは耳でも単語を覚えてしまうこと。
理由は、リスニングの時に耳で単語を聞き取れないと問題が解けないからです。
では、リスニングで瞬時に英単語を聞き取れるように耳を鍛えるにはどうすればいいのでしょうか。
答えは、付属のCDを聞きながら、自分で声に出すことです。
ただ聞くだけよりも、声に出して練習したほうが、体で覚えることができます。

・【勉強法ステップ④】:TOEIC公式問題集でシャドーイングする 【1週間】

「発音の基礎を身に着けた」→「英単語も発音込みで暗記した」ら、いよいよシャドーイングをします。


シャドーイングで、リスニングスキル・リーディングスキルどちらも向上させることができます。
シャドーイングで期待できる効果
- 【リスニング】ネイティブのイントネーション、発音するときのルールを体で習得できる
- 【リーディング】ネイティブのスピードで読む練習になる
具体的には、次の4ステップで練習します。
- ステップ①:TOEIC公式問題集のスクリプトを見ながら音声を聞く
- ステップ②:1回目のシャドーイング実施 (スクリプト見ながら)
- ステップ③:自分の声を録音して、音声と比較する
- ステップ④:2回目のシャドーイング実施 (スクリプト見ない)

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【英語のシャドーイング】効果と正しいやり方を初心者にもわかりやすく説明します
続きを見る
・TOEIC公式問題集が練習に最適な理由:最も本番の問題に近い素材だから
TOEICのテスト問題を作っているのはETSという公式団体。
そして、TOEIC公式団体が作っている問題集は、やはり一番本番に近い素材になってます。
内容の特徴だったり、アクセントだったりも再現性が高いので、このテキストを使わない手はありません。
・シャドーイング時間配分:Part1 10%, Part2 30%, Part3 30%, Part4 30%
リスニング問題はPart1, 2, ,3, 4で構成されています。
シャドーイングはその順番通り、Part1→Part2→Part3、4の順で練習するのがおすすめです。
リスニングの各パートは次の内容になっています。
ETS 「テストの形式と構成」より抜粋
Part1からPart4へ移るにつれて、長い英文を聞き取る内容になっていきます。
ざっくりいうと「Part1が最も短い英文」、「Part2の短めの会話文」、「Part3は長い会話文」、「Part4は長い説明文」というイメージです。
当然ですが、短い英文より長い英文のほうが聞き取るのは難しいです。


ちなみにおすすめの練習時間配分は次の通りです。
おすすめの勉強時間配分
- Part1: 10%
- Part2: 30%
- Part3: 30%
- Part4: 30%
点数配分も少なく、知ってる単語が出るかどうかが得点を左右するので、Part1にそこまで時間を割く必要はありません。
Part2は、聞き取れるように鳴れば一番大きく点数が上がるPartなので、ここはしっかり時間をとっていいです。
Part3、Part4は難易度が最も高く、時間をかけたほうがいいPartですので、この配分にしました。


・【勉強法ステップ⑤】:TOEICテクニック本で各Partのコツをつかむ 【10日間】
発音には自信がついてきた、ネイティブの発音にも慣れてきた
単語帳である程度頻出の単語はおさえた!
この段階まで来ましたら、"TOEICテクニック本"で各パートごとのテクニックを学びます。
発音、単語力などの基礎力は練習のおかげである程度ついたものの、そのレベルで800点を狙うのは難しいです。
そこで、TOEICで何度も満点をたたき出している講師から攻略テクニックを学び、少しでも問題を解きやすくします。



・おすすめのTOEICテクニック参考書:「[新形式問題対応/音声DL付]TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術」
おすすめポイント
- 「スコアが上がりやすい順に学ぶ」スケジュール
- 各セクションの具体的な時間管理術
- マークシートの塗り方や高速解答術
各Partごとのテクニックだけではなく、マークシートの塗り方なども含め、速攻で役に立つ知識が満載の一冊となってます。



・【勉強法ステップ⑥】:TOEIC公式問題集でレベルアップした自分の実力を確認 【1日】


発音、単語、シャドーイング、テクニック、とここまでお疲れ様でした。
この段階まで無事に来ましたら、どれだけ点数が伸びたかチェックしましょう!
勉強前に1回分TOEIC公式問題集で実力チェックしましたよね?
その残りの1回分を使って、もう一度本番と同じ制限時間でテストを受けてみます。

もし、この段階で800点に届かなくても大丈夫。
ラストスパートとして、次のステップをこなせばさらなるスコアアップが可能だからです。

・【勉強法ステップ⑦】:良質な模試を解きまくる 【1週間】
いよいよ最後のステップです。
テスト直前に良質な模試を解きまくっていきます。
・ラストスパートで模試を解きまくる理由とは?

模試を解きまくる理由
- TOEICテクニックに慣れるため
- 答え合わせ&復習で苦手な問題をつぶす
それぞれ以下で見ていきましょう!
・模試を解きまくる理由①:TOEICテクニックに慣れるため
まず、最大の理由は「試験に慣れる」ためです。
勉強法ステップ⑤で、TOEICテストの全般的な、またパートごとの解法テクニックを学びましたね?
でも知識として頭に入っているだけでは、本番の時にテクニック通りにテストを進められません。
だから、本番前に何度も模試を解くことで、学んだ知識を確実に本番でも使えるようにしておく必要があります。

- 各Partにかける時間配分
- 1問あたりに使うべき時間配分
- マークシートの塗り方
- 問題文の先読み
- そのほかPartごとに使えるテクニック
こういったTOEICの知識を本番でも最大限に使いこなすために、模試をこなすのです。
・模試を解きまくる理由②:答え合わせ&復習で苦手な問題をつぶす
模試を解きまくるもう一つの理由が、苦手な問題をつぶしていくためです。
テクニックを身に着ければ、英語力以外のところでスコアアップを期待できますが、これだと本質な英語力は上がりません。
模試を解き、問題を間違えた理由を確認し復習をする、というサイクルを重ねて、英語力を上げていく必要があります。

- リスニングで失点したのが、単語を知らないためだったら、その単語を覚える
- 単語は知っているのに、音のつながりが聞き取れなかったら、そのフレーズをシャドーイングする
- リーディングパートで文法がわからなくて読めなかったら文法のルールを確認する





・おすすめの良質な模試
良質な模試とは、「本番模試に限りなく近い内容」のもの。

本番のテストに一番近い素材は、間違いなくETSが出している公式問題集です。
値段は高めですが質は間違いないので、余裕がある方は実力チェックで使っていない、発行時期が少し前のものを使うといいです。
公式問題集は高くてそんなに買えない
公式問題集以外でおすすめは?

おすすめポイント
- 本番のテスト内容に近い
- 著者の信頼性が高い
- 値段が1,000円ぐらいで、公式問題集の1/3の値段で買える
著者は神崎正哉さんなど、何度もTOEICで満点を取っている講師陣。



・2.TOEIC 800に必要な勉強時間の目安は最低120時間

私がTOEICで600→800へスコアアップできた時は、土日も含め毎日2時間×2カ月勉強していました。
勉強内容は今回の記事でご紹介するものと同じことをしていました。
もちろん人によって差があるので一概には言えませんが、最低でも120時間は必要と認識してもらえば確実かと。
後ろの章でご紹介する勉強方法のステップをみてもらって、「自分ならこれぐらい必要かな~」で計画してもらうのが一番。

お仕事が忙しいときに毎日2時間はきついと思うので、土日に集中してやるなど調整してみてくださいね
・3.TOEICスコアが伸びない理由

こちらの章では、TOEICでなかなかスコアを伸ばせない人に多い理由をご紹介します。
600点ある人なら、大学受験レベルの基本文法は問題なく習得できている人がほとんど。
さらに、もしあなたがTOEICのために時間を割いているにも関わらず、苦労されている場合。
次の「TOEICスコアが伸びない理由」に当てはまっていないかチェックしてみてください。
・スコアが伸びない理由①:リスニング対策は音声の聞き流しがメイン
リスニング対策のために、TOEICの英語音声を大量に聞き流していませんか?
多くの人がやりがちですが、「聞き流し」だけではいつまでも英語を聞き取れるようになりません。

リスニングを上達させる3ステップ
- 英語の音のルールを知る
- 実際に声に出して練習をする
- たくさん英語音声を聞く
まず最初に、ネイティブが英語を話すときの「音」を学ばないといけません。
日本人は、正しいアルファベットの発音や、音がつながったり、消えたりする英語特有のルールを学校で習いません。
正しい英語の発音の仕方を知らないと、いくら音声を聞いても、何言ってるかわからない状態。
そして、「音」を学んだら、実際に声に出して練習します。
自分で声に出すことで、「英語の発音」「英語のイントネーション」「音がつながるようなルール」を体にしみこませることができます。
英語音声を大量に聞くのは、発音のルールを丁寧に頭に記憶させた後。


・スコアが伸びない理由②:TOEICにあまり出てこない単語を必死で覚えてる
TOEIC対策の単語帳は、たくさんありますね。
でも、本当に覚えるべき単語が厳選されている単語帳は限られています。

効率的にTOEIC対策するためには、TOEIC頻出の単語が絞ってある単語帳選びがとっても大事。
せっかく覚えた単語が、実はTOEICではあんまり出てこないよ・・なんてつらすぎます。
さらに、できれば良く出てくる単語から先に覚えたいところ。
幸い、世の中には「①TOEICに出てくる単語に絞ってリスト化されている」「②よく出る順に単語がリストされている」単語帳が存在ます。
覚えればTOEIC高得点に直結する!単語帳で単語を暗記しましょう。

・スコアが伸びない理由③:Partごとの解法テクニックを知らない

「リスニングやリーディングの基礎は身についているし、TOEICに出てくる単語のほとんど理解できる。」
「でも、スコアがあがらない。。」
この場合、各パートごとの解き方のテクニックを身につけると、点数が上がる可能性が高いです。
もし英語上級者であれば、テクニックなど使わなくても、普通に英語を聞いて、読んで、問題を解けば高得点が取れます。



ちなみに私が915点取った時も、答えに悩んだときはTOEICの解法テクニックで解決しました。
一度覚えておくと、さらにスコアアップを狙うときも使いまわせるので、お得。
・スコアが伸びない理由④:TOEICのテスト形式に慣れていない

実際に本番と同じ制限時間で練習をしておかないと、1問あたりどれくらいのペースで解いていけばいいのかわかりません。
特にリーディングセクションについては、各パートをどれくらいの時間配分で進めるか知っておくのが大事。
時間を意識しておかないと、「気づいたら試験終了時間ぎりぎりだった」「最後のほうは塗り絵で終わってしまった」ということに。
TOEICで使える解法テクニックも、模試で繰り返し練習していくうちに、無意識でできるようになります。

・4.TOEIC 800を取得するメリット3つ
TOEIC 800を取るとどんないいことがあると思いますか?
この章では、TOEIC 800を取得すると得られるメリットを3つご紹介します。

① 転職活動で選択肢が増える
TOEIC 800を取得すると、転職活動で入社できる企業の選択肢が増えます。
楽天が入社の最低ラインとしてTOEIC 800を設定しているのも有名ですね。

採用時に求められるスコア一覧
実際に私が転職活動をしていた時、外資系企業の面接でも「TOEIC 800点なら、英語は問題なさそうですね」とのご評価。
また、転職エージェントからも英語に強みをもつ人向けの求人を多く紹介してもらえました。


② 自分に自信がつく

自分に自信をつけるためには、自分で掲げた目標を達成するのが一番手っ取り早く、効果的です。
私も、TOEIC 800点を取れたとき「私でもやればできるんだ」と英語に対して前向きになりました。
1つ目標を達成すると、「他のことも頑張ればできるようになるはず!」と思えるようになります。

英語で結果を出すと棚ぼただね♪

③ 英語学習へのモチベーションが上がる

TOEIC 800点を取ると、周りからも「英語できるんだね」と評価されるようになります。
自分の目標を達成できたうえに、周りからも評価してもらえると、当然英語に対してポジティブな気持ちが広がります。

でも、苦手なことでも頑張って結果を出せたら、そんなに悪くないじゃんって思えるように。


また、TOEICで800点が取れたということは、英語を使いこなすための基礎体力がついたはず。
特にリスニング力で変化を感じる人が多いです。
英語が聞き取れるようになれば次のステップとして洋画や海外ドラマに挑戦しやすくなります。

洋画や海外ドラマのほうが話すスピードが早いし、話す癖も強いから聞き取りづらいんだよね。



800点の人は、TOEICの音声のように発音のなまりが少なく、スピードも早すぎない英語は聞き取れるようになっています。
TOEIC音声の8割聞き取れる人のほうが、聞き取れない人よりも海外ドラマ・洋画へのハードルが低いのは想像しやすいですね。

TOEIC800を目標に勉強して基礎力つけとくのは、いいステップアップの手順だね!


TOEICで頑張ってみるのも悪くないと思うよ
・5.TOEIC 800点の英語レベル

① 世間の評価と実際の英語力のギャップ
TOEICで800点というと、世間のイメージでは「ペラペラなネイティブの会話も理解できる」「英語が話せる」かもしれません。
TOEICテストを提供しているETSは、スコアから予想される英語のコミュニケーションレベルを次のように評価しています。
860点は800点よりもスコアが60点高いですが、実際に正解したた問題数の開きは数問程度。
英語力は800点でも860点でも大きな開きがないと言えます。

ETSの評価や、世間のもつTOEIC 800点の人へのイメージと実際の英語レベルはかけ離れているね。

つまり、TOEICで800点取るために、「洋画がスラスラ聞きとれる」「英語がペラペラに話せる」必要はないんです。
机の前で、コツコツ勉強していけば確実に800点程度ならだれでも取得可能です。
語学的なセンスなども関係ありませんし、頭がいいかどうかも関係ないです。
TOEICテスト前に正しい対策をしないと高得点は難しいですが、TOEICの問題のレベル自体はそんなに高くないです。

② 800点に必要な正解数:リーディング 80/100問, リスニング 80/100問

TOEICはリーディング100問、リスニング100問の計200問で構成されています。
結論から言うと、800点を取るための正解数の目安はリーディング80/100問、リスニング80/100問正解が目安になります。
この正解数の目安は、下にあるTOEIC公式問題集の「スコアレンジ換算表」をもとに導き出したもの。
こちらの表は正解数をもとに、スコアの目安がわかる表です。
TOEICの採点方法は正答数の単純な足し算ではなく、他の受験者との比べて相対的に算出されます。
そのため、目標のスコアに対してどれくらい正解すればいいか知りたい時は、ETSが出しているこちらの表が参考になります。

その数字の範囲の予想スコアは345点から420点と予想できるってこと
TOEIC 800点の算出の仕方
- リスニングで80問正解すると420点
- リーディングで80問正解すると415点
- リーディング:420点 + リスニング:415点 = 835点

・6. まとめ
いかがでしたか?
TOEICはコツコツ対策を続ければ、確実に800点は取れるテストです。
今回ご紹介した、勉強法の各ステップを確実に、計画的に実践してもらえば英語力がアップするのをご実感いただけるはず。
みなさんがTOEICで800取ることに成功し、未来がわくわくするものになりますように!
