プレゼン、ディスカッション、会議で、もっと積極的に発言できるようになりたい。
「カフェ英会話♪」主催プログラムの、「ステラービジネス英語コース」ってどうなんだろう?
感想を聞いてみたいです。
今回は、こういった疑問にお答えします。
この記事の内容
- 「ステラービジネス英語コース(中級者向け)」の内容
- デモレッスンに参加した感想
- こんな人におすすめ
この記事を書いている私は、独学で英語を学びTOEIC 950を取得しました。
現在、外資系企業で英語を使って仕事をしています。
今回私は、「カフェ英会話♪」を運営されている、株式会社ステラー・コーポレーションの「ビジネス英語コース」のデモレッスンに参加してきました。
すでに上級者向けのビジネス英語コースは開講中ですが、中級者向けのコースは準備段階とのこと。
ということで、一足先に「中級者向けビジネス英語コース」を体験してきましたので、内容&感想をシェアします!
目次
・1.「ステラービジネス英語コース(中級者向け)」の内容
ここでは「中級者向けビジネス英語コース」のデモレッスンで行ったことを説明します。
本コースのメインは、ビジネスの話題に関するディスカッションとプレゼン。
今回使ったトピックは次の2つでした。
- グローバルのビジネス習慣と日本との違い
- 統計やグラフを用いての発表
実際のレッスンの内容は次の通りです。
3人の生徒役+講師1人で進行し、90分で一通り実施しました。
- トピックに関連する語彙の確認
- トピックに関する英文の音読(発音チェック)
- ディスカッションのトピックについて、各自意見をまとめる
- グループで自由に意見交換
- プレゼン準備
- プレゼン
それぞれ、どんなことをしたのか詳しく説明していきます。
・①トピックに関連する語彙の確認
まず、テキストに載っている単語の中から、講師が特に大事な単語をピックアップし、意味や使い方を教えてくれます。
例えば、"accountability"の場合。
"responsibility"と同じく、日本語訳は「責任」
ですが、"accountability"は、自分が任された仕事が失敗したときの責任まで負うということで、"responsibility"よりも責任の度合いが重い。
こんな感じの説明をしてくれるのに加え、出てきた単語を使って、例文作りもしました。
もちろん、作った例文に対する講師からのフィードバックももらえます。
・②トピックに関する英文の音読(発音チェック)
テキストには、選んだトピックに関する予備知識が英文で書いてあります。
例えば、今回の「グローバルのビジネス習慣と日本との違い」の場合、以下のような英文。
In most American companies, retirement age is not predetermined.
(Mandatory retirement due to age is prohibited by law, except for special cases.)
こういった英文を、実際に声に出して読み上げます。
3人で順番に行い、講師が発音の訂正やアドバイスをしてくれます。
発音の確認に加え、ここで予備知識について英文を読むことで、トピックについて理解が深まりました。
ディスカッションする前の準備をするようなイメージですね。
・③ ディスカッションのトピックについて、各自意見をまとめる
テキストに記載されている、ディスカッションする問いに対して、各自意見をまとめます。
ディスカッションネタは例えば次のようなものです。
What are the major differences between Japan and global society with
the topic above?
箇条書きで簡単に何個か自分の答えを書き出します。
・④ グループで自由に意見交換
各自まとめた意見について、3人で意見交換します。
もちろん全て英語で発言。
「あぁ、こういう考えもあるよなー」と、いろんな考えが聞けて楽しい。
「グローバルのビジネス習慣と日本との違い」についての話題で、出てきた意見の一例はこちら。
- 外国の企業では、上司と部下の関係がフランク
- 日本企業では、お花見の時の席取りなど、新入社員がやるべき暗黙の仕事が多い
- appleやamazonは最初から英語で商品を販売・製造していたので、世界的なヒットにつながったが、日本の企業は国内向けに日本語で販売するため、世界的なヒットにつながりにくい。
・⑤ プレゼン準備
意見交換で出てきた意見をまとめて、模造紙に書き出します。
ディスカッションで発表する問いの答えを、まとめていきます。
ここでも、日本語は使いません。全て英語で話し合います。
・⑥ プレゼン
3人でプレゼンを行います。
今回は、全員で話し合い、順番にそれぞれの問いに対してプレゼンすることにしました。
発表の時の英語表現について、オンタイムで講師からアドバイスがもらえます。
・2.デモレッスンに参加した感想
実際にデモレッスンに参加してみた感想をシェアします。
・単語のレベルは高い
テキストに出てくる単語レベルは中上級以上です。
今回のデモレッスンの対象レベルは中級者以上ですが、TOEIC 950の私でも、知らない単語が少しありました。
イメージとして、TOEIC 500~600ぐらいの語彙力は、予めつけておかないとキツイと思います。
・ビジネスで使える単語・表現ばかり
テキストに出てくる英単語は、実際のビジネスの現場で使えそうなものばかり。
というのも、このテキストに出てくる英単語や表現は全て、外資系企業に30年近く勤め、様々な場面でビジネス英語を使ってきた作者によってまとめられたものなんです。
テキストの作者は、株式会社 ステラー・コーポレーション代表取締役会長 小原 保さん。
代表取締役会長 小原 保
[略歴]
日本の大手家電メーカー貿易部に10年間務めた後、米国石油化学メーカーに27年間在籍。
アジア太平洋地域のビジネス統轄(Associate Business Director)及び国内化学メーカーの代表取締役副社長としてグローバルな経営の経験を積む。
2018年10月、共同経営者として(株)ステラ―・コーポレーションを起業、代表取締役会長に就任。
小原さんのお話によると、次のような仕事の場面で英語を使ってきたとのこと。
- 駐在先での現地法人への営業
- グローバルメンバーとの会議
- 全社パーティ・イベントでの英語のスピーチ
- プレゼンテーション
「ビジネス経験」・「幅広いビジネス英語の使用経験」が豊富な小原さんによる英語表現の抜粋。
ということで、このテキストに出てくる英語の信頼性が、非常に高いことがわかります。
・アウトプットを通して、嫌でもインプットが増える
ディスカッション準備、プレゼンでは、自分の頭を使ってたくさん考えます。
そうしている中で、英単語や英語の表現を効率的に覚えることが出来ました。
一人で単語帳で勉強していると、とくにプレッシャーもないので、能動的に覚えることが出来ません。
一方、誰かに意見を言わなくてはいけない、しかも後で全員の前で発表するとなると、嫌でもなんとか英語で表現しようとします。
そうやって頭をフル回転させたときの記憶って残りやすいんですよね。
実際に私の場合、デモレッスンから数日経ちましたが、今でもレッスンで出てきた単語を覚えています。
・人前で意見を言う練習になる
日本では、学校でスピーチやプレゼンの方法を教わったりしないですよね。
なので、多くの日本人が、「人前で話すこと自体」に慣れていないのも当然のこと。
例えば会議や研修のときに、人前で話すとなると、緊張してなかなか話せない人も多いです。
人前で話すのを上達させたいなら、「人前で話す練習」をするのが一番。
本プログラムでは、ディスカッション・プレゼンがメインなので、必然と人前で話す練習ができます。
さらに、英語で行うので同時に英語も上達。一石二鳥です。
・3. こんな人におすすめ
ここでは、どんな人にビジネスコースをおすすめできるか、説明します。
・英語レベルが中級以上(TOEIC 500~600ぐらい)の人
まず、英語のレベルは中級以上の人。
TOEICで言うと、だいたいスコア500~600ぐらいあるなら、本コースも無理なく参加できます。
リスニングに関しては、そんなに気にしなくても大丈夫。
なぜなら、参加者は日本人だし、講師の方もゆっくり話してくれるから。
ですが、「テキストに書いてある英文を理解する」「英語でビジネスについて話す」ためには、ある程度の語彙力が必要です。
大体の目安として、TOEIC 500~600あればついていけると感じました。
・ビジネス英語を学びたい人
ビジネス英語コースを受講する最大のメリットは、ビジネスで頻出の英語表現を効率よく学べること。
本ビジネスコースで取り扱うトピックの一例はこちら。
テーマ一例
- 女性の昇進
- パーティでのスピーチ
- ビジネス会議のリードの方法
- 売上拡大についての話し合い
30年以上のビジネス英語経験をもつ作者がテキストの構成をしているので、内容に無駄がありません。
「本当にビジネスで使える英語」を学びたい人にオススメのコースです。
・人前で積極的に意見を言えるようになりたい人
本コースでは、自分の意見を主張したり、相手の意見に対して自分はどう思うのか伝える時間がほとんど。
1回あたり90分近いレッスンの中で、必然と「意見を伝える」練習量を確保することができます。
英語スキルは大事ですが、コミュニケーションスキル、プレゼンスキルについても、ビジネスパーソンなら伸ばしておきたいところ。
ということで、「もっとアウトプットできるようになりたい!」人におすすめです。
・意見交換が好きな人
「自分にはない考えにふれるのが好き」
「人とコミュニケーションをとること自体が大好き!」
こういったタイプの人にも、もちろんおすすめです。
言うまでもないですが、本コースのメインであるディスカッションは、他の人との交流の場。
複数人で話し合うのが好きな人、意見交換が好きな人は、間違いなく楽しめると感じました。
・4.まとめ
いかがでしたか?最後にまとめます。
ステラービジネス英語コースの感想
- 単語のレベルは高い
- ビジネスで使える単語・表現ばかり
- アウトプットを通して、嫌でもインプットが増える
- 人前で意見を言う練習になる
ステラービジネス英語コース(中級者)がおすすめな人
- 英語レベルが中級以上(TOEIC 500~600ぐらい)の人
- ビジネス英語を学びたい人
- 人前で積極的に意見を言えるようになりたい
- 意見交換が好きな人
ビジネス英語に特化したレッスンを受けたい人におすすめです♪
アウトプットしていく中で、英語力も総合的に高まります。
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