面白そうなら見てみたいな。
誰か、ざっくりとしたあらすじと、感想を教えてください。
今回は、こういった疑問にお答えしていきます。
この記事の内容
- ブレイキングバッドのあらすじ
- ブレキングバッドを見た私の感想
- ブレイキングバッドが見れる動画配信サービスは?
この記事を書いている私は、海外ドラマ好きで、毎日3時間は海外ドラマ見てます。
これまで、シットコム、弁護士系、ラブコメ系、サスペンス系など、幅広く見てきました。
独学の英語学習歴は10年以上で、TOEICは950点を取得しました。
そんな私が、「ブレイキング・バッド」のあらすじ&魅力を、ざっとご紹介していきます!
英語学習者の方向けに、英語の難易度なんかも書いておきました。
それでは、お楽しみください('ω')ノ
目次
・1.「ブレイキング・バッド」のあらすじ
真面目で地味な男、ウォルター・ホワイトが、闇の世界でのし上がっていく話。
ウォルターは化学が大好きで、職業も高校の化学教師。
家族は、妻のスカイラーと息子のジュニアがいます。
教師としての収入は低く、ウォルターは学校が終わった後に、洗車場でアルバイトまでしていました。
派手な生活はできないけど、家族とともに平穏な暮らしを送っていたウォルター。
そんなある日、ウォルターの人生を一変させる出来事が起こります。
突然体調に異変が起こり、ガンで余命2年だと宣告されるのです。
残された命がわずかだと知り、「なんとか家族に財産を残さないと・・!」。
そこでウォルターが考え付いたのは、なんと麻薬の製造・販売ビジネス!
彼の麻薬ビジネスは、どんどん軌道に乗っていく流れに。
ウォルターの元生徒、ジェシー・ピンクマンとともに、純度99.1%の最高品質の麻薬を広めていきます。
ですが、麻薬の販売のためには、ときに残酷な手段を取らないといけない場面も。
裏切り、殺人など・・。
善良でおとなしいウォルターが、麻薬ビジネスとともに、どんどん悪に染まっていきます・・。
・2.「ブレキング・バッド」を見た私の感想 = 「最高です。中毒になりました」
「ブレイキング・バッド」は、控えめに言っても最高でした。
個人的には、これまで見てきた海外ドラマの中で圧倒的No.1です。
・最初から面白い
「ブレイキング・バッド」は、エピソード1の1話目から面白かったです。
私は普段、海外ドラマを最初のエピソードから「面白い」と思うことはありません。
いつも、エピソード2の始め~終わりぐらいからハマり始める感じです。
ですが、「ブレイキング・バッド」は別でした。
というのも、「ブレイキング・バッド」は、エピソード1の1話目から「え!?」なシーンで始まります。
主人公のウォルターが、パンツ一丁で、砂漠でキャンピングカーを爆走させてました。笑
顔にはガスマスク。
車の中には、失神した男性数人。
「何が起きてこうなったの?」と思わせて、1話の最後には、こうなったいきさつがわかるストーリー展開。
「ブレイキング・バッド」では、このように、各ストーリーのはじめに「気になるー」なシーンを見せて、後で回収してくれるパターンが見どころ。
「わくわく・ドキドキするのが好き」
「推理したくなるのが好き」
な方には、抜群にヒットするはず。
・ラストに向けてどんどん気になる展開に
大人気シリーズで特にありがちな、「ストーリーが進むにつれてつまらなくなる」問題。
「ブレイキング・バッド」でこの心配はありません。
冒頭でもご説明の通り、このドラマはウォルターが闇世界で成り上がっていく話。
なので、ストーリー展開とともにどんどん「ハラハラ・ドキドキ」具合が上がっていく構成です。
最初のシーズン1~3から、ラストの4~5シーズンまで、期待を裏切られない完成度に脱帽。
とにかく、「ブレイキング・バッド」の魅力と言えば、ストーリー構成の完成度と言っていいぐらい、伏線の張り方・回収の様がお見事です。
・登場人物が魅力的
登場人物の個性豊かなキャラクターも、「ブレイキング・バッド」の魅力の一つです。
主人公のウォルター・ホワイトをはじめ、思わず感情移入してしまう登場人物たち。
「ウォルター・ホワイト」
真面目で内向的。ガンで余命2年と宣告された。
天才的な化学の知識を使って麻薬製造を始める。
友人への強い嫉妬も後押しし、麻薬ビジネスによって人柄が大きく変わっていく。
「ジェシー・ピンクマン」
ウォルターのかつての教え子。
見た目は、いわゆる”不良少年”。口癖は「ビッ×」。
でも、心はやさしく子供への愛情深い、いいー奴。
ウォルターに、麻薬ビジネスを始めないかと、声をかけられる。
「ブレイキング・バッド」唯一のイケメンキャラ。
「ソウル・グッドマン」
マフィアのマネロンなど、闇取引を請け負う弁護士。
「ベターコールソール(ソウルに電話しよう!)」というインチキ臭いCMで有名。
ウォルターや、ジェシーとともに、麻薬ビジネス拡大を支援していく。
シリアスな場面が多い中で、ソウルが出てくるシーンはちょっと気が緩みます。
・ウォルターの家族(一例)
スカイラー・ホワイト(ウォルターの妻)
ウォルター・ホワイト・ジュニア(ウォルターの息子)
ハンク・シュレイダー(ウォルターの義弟・・麻薬捜査官)
・最恐の敵(一例)
トゥコ・サラマンカ(最恐の麻薬取引相手。薬でラリッて何するかわからない)
ガス・フリング(麻薬帝国を築いた冷酷な男。慎重派)
・人生について深く考えさせられる
麻薬の販売は、違法行為。
人の人生もめちゃめちゃにしてしまうので、倫理的にも「悪いこと」です。
ですが、ウォルターの置かれた状況や、彼が「化学」を心から愛していることを考えると、そう簡単に片づけられない気がしてしまいます。
「ブレイキング・バッド」を見ていると、「何が正しいのか」という疑問が生まれます。
ウォルターが麻薬取引を始めたきっかけは、「家族に財産を残してあげる」ため。
また、「麻薬製造」を通し、ウォルターは人生で初めて、自身の強みにより「偉業」を成し遂げることが出来ました。
彼にとって麻薬ビジネスは、
「家族を守る」
「自分らしく生きる」
を満たしてくれるもの。
ウォルターの感情に寄り添っていくうちに、「納得のいく生き方」について考えてしまう、深いストーリーでした。
・「ハッピーエンド好き」以外におすすめ
ここまで読んでいただくとわかる通り、「ブレイキング・バッド」は、「みんなHappy♪」なエンドを迎えません。
なので、絵にかいたようなハッピーエンドがお好きな方には、「ひたすら堕ちていく物語」にしか思えないかと。
ただ、個人的には「ブレイキング・バッド」の終わり方は、とても好きです。
ウォルターにとっては、「ハッピーエンド」だったんじゃないかなー、とさえ思います。
ドラマを見ながら、また見終わった後に、
「どういうメッセージだったのだろう」
「深いなー」
という余韻に浸りたい方には、このドラマのご視聴をおすすめします。
・「ブレイキング・バッド」は英語学習にもおすすめ
個人的な感覚だと、「ブレイキング・バッド」の英語難易度は中上級ぐらいだと言えます。
私のTOEICスコアは950、海外ドラマはフレンズや、スーツといった人気作品を見てきました。
「ブレイキング・バッド」のリスニング難易度は、スーツとフレンズの間といったところ。
リスニング難易度ランク
- スーツ(上級)
- ブレイキング・バッド(中級~上級)
- フレンズ(初中級)
基本的に、主人公のウォルターはおとなしい性格で、ゆっくり話します。(ブチぎれているときは別。笑)
他の登場人物についても、抑揚のある話し方で割と聞きやすいかと。
また、家族間での会話シーンも割とあるので、日常会話が結構多め。
「基本単語をある程度知っていて、リスニングもある程度できるよ!」なら、挑戦してみるのも良いでしょう。
・3.「ブレイキング・バッド」が見れる動画配信サービスは?
レンタルであれば、amazon primeやU-NEXTでも見れますが、今のところ(2020年12月1日現在)、定額見放題はNetflixだけのよう。
Netflix
Netflix, Inc.posted withアプリーチ
・4.おわりに
いかがでしたか?
少しでも、「ブレイキング・バッド」を見てみたい!と思ってもらえたら嬉しいです(^^)/
Netflixに加入済の方であれば、まずはシーズン1の1話を見てみるのをおすすめします。
個人的には、「ブレイキング・バッド」のためにNetflixに加入するのも、悪くないと思います。笑
麻薬じゃないですが、ブレイキング・バッド中毒にご注意です。
それでは、みなさん楽しい海外ドラマライフを~♪